FP コア・ナレッジが目指すもの
世の中には、FP試験合格のための書籍やネット情報は沢山あります。
そうした中で、”FPコア・ナレッジ”の特徴は何か?
当サイトの特徴(差別化要因)を明確にしたいと思います。
FPコア・ナレッジの特徴
”FPコア・ナレッジ”では、FP知識を「より身近なもの」に感じて、かつ、「楽しみながら」習得できるように、「伝えること」を目指しています。言い換えると、FP知識を分かり易く伝えることで、FPリテラシーを高めるような貢献がしたいと考えています。
ところで、「FP知識」や「FPリテラシー」と言ってもその範囲は膨大ですし、これをすべてを自作することは能力的にも時間的にも到底不可能です。
そこで、金融財政事情研究会などが主催するFP試験問題を活用することにしました。
FP試験問題は非常に有用な題材となるからです。
当サイトの趣旨はFP試験の過去問題を題材として、FP知識をできるだけ分かり易くお伝えすることになりますが、FP試験に合格するための試験対策をメインにすることは目的としません。
したがって、FP試験の合格を目指す方は、本サイト以外の書籍やネット情報等を活用する必要があることを申し添えます。
初心者の「私」のFP勉強シナリオ
「どうすれば、FP知識を分かり易く伝えることができるか?」、「皆様がFP知識に興味を持っていただくには、どうすればよいのか?」
これを考えるにあたって、「私」が初めてFPの勉強をする初心者であると想定してみました。
初心者の「私」は、FP3級(2級)の(過去)問題集やテキストを購入するでしょう。
ネットでも過去問解説サイトがあるので、そうしたサイト利用することでしょう。
FPを初めて勉強する「私」は、FP知識を知りたくてワクワクしています。
早速、手元にあるテキストや問題集を開いて、最初に「FPの仕事」というテーマを勉強します。
FPの仕事と各種士業(税理士、社労士、弁護士等)の業務との関係やコンプライアンスの話題が扱われています。
FPとして実際に仕事をしていく場合、各士業の業務(法律で定められた「独占業務」)を侵害しないように注意することはとても重要です。しかし、これからFPの勉強をしようと考えている「私」にとっては、こうした話は「ずいぶん先」のことなので、あまり実感が湧きません。
次のテーマは「6つの係数」です。「年金現価係数」や「減債基金係数」といった何やら聞きなれない言葉と計算が次々と出てきて、混乱してしまいます。これらの係数は、ライフプランニングを行う場合には非常に重要な概念ですが、その具体的な使い方は(勉強開始直後の)「私」にとってはなかなかイメージできません。
また、実際にこれらの係数を使った計算(=ライフプランニングのシミュレーション)は電卓ではなく、Excelなどの表計算ソフトを使って行います。収入や支出や利率など、計算要素が変わった都度、電卓で計算をやり直すのは無理ですから。
次のテーマが「住宅資金」や「教育資金」となります。
もしかするとこのあたりまで勉強した「私」は、「ちょっとイメージとは違ったかも…」と感じるかもしれません。そして、FPの勉強をあきらめてしまうかもしれません。
初心者の「私」が知りたかったこと
「私」がFP(資格)に興味を持ったのは、「自分が将来、どれ位の年金がもらえるのか」という疑問でした。年金の仕組みが分かれば、親兄弟や友人に聞かれても、ある程度答えられるのではないか、とも考えました。
また、自分の税金(所得税や住民税)がどのように計算されているのか、そして、健康保険や雇用保険の仕組みにも興味がありました。将来的には不動産投資なども行ってみたいので、不動産の見方なども知りたいと考えています。
さらに、(少し先ですが)自分の親の相続が発生した場合、どういう手続きが必要なのか、どの程度の税金がかかるのか、といったことも知りたい内容でした。
「私」は、FP試験には是非合格したいのでFP試験の勉強は続けるつもりですが、一方で、「私」の身近な疑問についても知りたいと考えています。
「私」からみた”FP コア・ナレッジ”
そんな時、”FPコア・ナレッジ”というサイトを偶然見つけました。
FP試験合格を目的としたサイトではないようですが、FP試験の勉強に疲れた時の息抜きに時々利用すると良さそうです。
このサイトによって、自分が勉強しているFP試験のための勉強が、日常で活かせるFP知識と密接に結びついていることが分かるので、勉強のモチベーションアップにつながっています。
以上が、FP初心者の「私」の想定です。
初心者の「私」に使ってもらえるように、サイト運営を張りたいと思います。